変体仮名6・いろは歌「へ」

現在の「平がな」の「」の元は 漢字の「部の旁(つくり)」です。

他によく使用されている「変体かな」は 「遍・邊」などです。

それぞれ古筆でどんな風に 使われているか集めてみました。

番号順にフリガナを付けると

①「あるき」  「ある支」

②「れあ」  「れあ」

③「は」  「は」

前後の文字とのバランスを それぞれどのようにとっているのか

確認しながら見ておくと 創作のときに役立ちます。

文字の大小、間隔、傾き、線の太細、 形(縦長、横長、正方形)、行の揺れ

などの関係性を関連づけていくと 連綿の構成につながります。

こういうことはワザワザやらなくても 読み書きを繰り返せば、感覚として

自然にわかってくるものですが 理屈がわかってから練習すれば

マスターするまでのスピードが 圧倒的に速いです。

また、感覚的なものは、暫くやらずにいると 忘れてしまって分からなくなる恐れがあるが

理屈がわかっていれば、一度忘れても 直ぐにもとのレベルまで戻せます。

いずれにせよ大切なことは 「いかに楽しくやるか」です。

脳と時間は「いかに楽しく」に使ってください。

何度も言ってますが、受験勉強と同じです。

出典は、 ①が高野切第一種

②③関戸本古今集

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コメント

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    足跡代わりにコメント残していきますね♪読者になっても宜しいですか??♪更新されたらまた遊びに来てますね♪

  2. 河野博光 より:

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    >柊木ゆいか@YouTuberさん
    コメントありがとうござます。大歓迎ですよ。よろしくです。