変体仮名11・いろは歌「る」

現在の「平がな」の「る」は 漢字の「留」から出来たものです。

他によく使用されている「変体かな」は 「流・類・累」などがあります。

それぞれ古筆でどんな風に 使われているか集めてみました。

番号順にフリガナを付けると

①「はる」  「はる」

②「はる」  「者留」

③「はる」  「者流」

④「るなし」  「類なし」

⑤「つる」  「徒累」

 

前後の文字とのバランスを それぞれどのようにとっているのか

確認しながら見ておくと 創作のときに役立ちます。

 

文字の大小、間隔、傾き、線の太細、 形(縦長、横長、正方形)、行の揺れ

などの関係性を関連づけていくと 連綿の構成につながります。

 

こういうことはワザワザやらなくても 読み書きを繰り返せば、感覚として

自然にわかってくるものですが 理屈がわかってから練習すれば

マスターするまでのスピードが 圧倒的に速いです。

 

また、感覚的なものは、暫くやらずにいると 忘れてしまって分からなくなる恐れがあるが

理屈がわかっていれば、一度忘れても 直ぐにもとのレベルまで戻せます。

 

いずれにせよ大切なことは 「いかに楽しくやるか」です。

脳と時間は「いかに楽しく」に使ってください。

何度も言ってますが、受験勉強と同じです。

 

出典は、 ①~④高野切第一種 ⑤深窓秘抄

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