変体仮名18・いろは歌「そ」

現在の「平がな」の「そ」は 漢字の「曽」から出来たものです。

他によく使用されている「変体がな」は 「所・處・楚」などがあります。

それぞれ古筆でどんな風に 使われているか集めてみました。

番号順にフリガナを付けると

①「こそとや」  「こ曽とや」

②「よそへてぞみる」  「よ所へてそみる」

③「かくしこそ」  「可くしこ所」

④「きそあき」  「幾處阿支」

⑤「よそ」  「与楚」

 

前後の文字とのバランスを それぞれどのようにとっているのか

確認しながら見ておくと 創作のときに役立ちます。

 

文字の大小、間隔、傾き、線の太細、 形(縦長、横長、正方形)、行の揺れ

などの関係性を関連づけていくと 連綿の構成につながります。

 

こういうことはワザワザやらなくても 読み書きを繰り返せば、感覚として

自然にわかってくるものですが 理屈がわかってから練習すれば

マスターするまでのスピードが 圧倒的に速いです。

 

また、感覚的なものは、暫くやらずにいると 忘れてしまって分からなくなる恐れがあるが

理屈がわかっていれば、一度忘れても 直ぐにもとのレベルまで戻せます。

 

いずれにせよ大切なことは 「いかに楽しくやるか」です。

脳と時間は「いかに楽しく」に使ってください。

何度も言ってますが、受験勉強と同じです。

 

出典は、 ①③高野切第一種

②④粘葉本和漢朗詠集 ⑤深窓秘抄

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