「連綿4」連綿の分類(テクニック編2)

連綿の分類(テクニック編2)です。

これを知ってると本格的って感じですよ。
仮名の美しさを構成するものです。

下の基礎練習が役に立つので
しっかり復習しましょう。

「線のレッスン4」です。 「当たり」すっきりした仮名 を書くのに大変重要です。 起筆における逆筆を思い出してください。 ...
「線のレッスン5」です。 「返し」も「当たり」同様 古筆によく出てきます。 平がなの「み」を意識して 書いてみるとよいで...

連綿仮名の二大特徴の一つです。

もちろん漢字の古典にも
連綿は存在します。例えば

漢字の重鎮・村上三島先生が、好んで
研究された「王澤(おうたく)」です。

1.5畳もある紙に、
墨をたっぷり含んだ潤筆
紙面いっぱいに力強く書かれた
王澤の作品群は迫力満点です。

画像を取りあげたのは比較的
ゆったり、おおらかに書かれたもので
私が最も魅かれる王澤の作品です。

一方、渇筆かっぴつ)で
すっきりした線が縦に流れる

明るい連綿は、やはり日本の仮名
独特のものと言えるでしょう。

3文字以上の文字群として
このような分類ができます。

①螺旋連綿法:結び返し当たりが連続し
   まるで螺旋のような美しさ

②中心移動連綿法:文字の中心を連続してズラし
   行が揺れるように流れる。

③長短連綿法:文字の大小・間隔の疎密が続き
   連綿線の長短の組み合わせ

④傾斜連綿法:文字を傾けた連綿を多用し
   連綿線が少ない変化にとんだ構成

⑤重点移動連綿法:強い縦線を配置し、
   連綿を構成する 文字群に山場を設ける。

それぞれの連綿法に例を付けて

このブログで紹介していくのでお楽しみに

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コメント

  1. SECRET: 0
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    こんにちは?今日、休暇だったので色んなアメブロ記事みてました☆私とは違う書き方が幾つかみられ面白かったです☆まだまだアメブロ歴は浅いですが今後ともよろしくお願いします(。・ω・)ノ゙

  2. 河野博光 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >なみ☆念願のハワイ在住達成☆さん
    コメントありがとうございます。
    書道教室とうたった手前、少し上から目線で書いてますが
    受け入れてもらえてるようで良かったです。
    また遊びに来てくださいね。