何を意識して書く?世界遺産に思う

2015サッカー世界No.1クラブ のあるバルセロナの世界遺産

建築家アントニオ・ガウディ作 「サグラダ・ファミリア」

1883年建設開始、完成まであと100年 現役でミサも行われる大聖堂だ。

聖堂の外観は東・西・南側を 誕生・受難・栄光のファサードと称し

その主題にあった物語を 彫刻で表現してある。

誕生のファサードの音楽の天使たち像は

日本人彫刻家・外尾悦郎によるものである。

これらの彫刻像のスゴイところは 人の目線より高い位置にあることから

人々が下から見上げたときに 最適な姿に見えるよう計算され

作られていることである。 聖堂があまりにも大きいからである。

このことは全紙や二尺六尺等の 大きな紙面に書くときに「目線」

について考えてみることに繋がる。

こう考えると以前の記事が理解しやすいかも

「書くときは、どんな姿勢がいいですか?」 と聞かれれば、私はこう答えます。 「背筋を伸ばした姿勢がいいでしょう。」 すると、あなたは、...
  それでは、『姿勢を崩して書くとどうなってしまうのか』について考えましょう。 机の上に紙を敷いて、 左斜め下から覗き込んだ状...

PS:

「サグラダ・ファミリア」を見ると あらためて日本人建築家の優秀さがわかる。

スペインという国は台風も地震も来ない 年がら年中温暖な住みやすい気候である。

地面に置いて自重で崩壊しなければよいのだ。

観光客誘致のため近くに新幹線の駅を造りたいが

工事で倒れないか議論となる始末だ。

年に数回の台風や阪神淡路大震災級の 地震が来ても大丈夫、

かつ洗練された美しさを造り上げる日本人建築家は

世界一ではないだろうか。

だからといってガウディの 素晴らしさが色あせるものではない。

建築デザインに自然を融合させた 芸術的なセンスは称賛されるべきもの

遠く日本の僕に、 写真を撮りに来させたのだから

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