①取り入れた後
②取り入れる前
上の写真は、先日の記事 「どこが変わったか?」
と全く同じなんですが 内容を覚えているでしょうか?
とある書のブログを見に行ったら
「あなたの字がこうなります」と書いてあったので、
そのとおり 実践してみたら 写真②から写真①に劇的な変化をとげました。
という話でしたが、リンク先の記事が削除されたため
結局、何のことだか分からなくなっていました。
「どこが変わったかわかりましたか?」 の答えは・・・2つありました。
(1)文字の間隔を空ける。
(2)上下位置をそろえるです。
たったこれだけです。
文字の形はどちらも同じようなものなのですが
パっと見た印象だけでなく 一つ一つの文字も綺麗になったと
思いませんか? ・・・でも、それは錯覚ですよ。
パっと見た時、それぞれ どんな印象を受けるでしょうか?
②紙面いっぱいに元気よく書いた 小学生の習字作品(幼稚な感じ)
①整然と書かれた落着きがある 雰囲気の書作品(大人っぽい感じ)
こんな感じでしょうか? ただし「かな書道」の特徴である
「散らし書き」では(2)にはなりません。
上下の位置をそろえるのではなく
あえてある法則でもって整えることで変化をもたせ
紙面全体の文字配置の バランスをとることで落ち着くのです。
何れにしても余白を上手くとることが
全体の美しさに大きく影響するのです。
紙面全体を見るということは
書く姿勢にもつながります。
↓参考にしてみてください。