それでは、『姿勢を崩して書くとどうなってしまうのか』について考えましょう。
机の上に紙を敷いて、
左斜め下から覗き込んだ状態のまま図形[四角形□、まる○]を描いてみましょう。
背筋を伸ばした姿勢に戻してみてみると・・・あれっ!
四角形□⇒歪んだ菱形◇
まる○⇒歪んだ楕円O
予想通り、図形が歪んでますよね。
ということは、
左斜め下から覗き込んだ状態で、綺麗な図形[四角形□、まる○]を描こうとするなら
この逆の図形をイメージして描く必要があることがわかりますね。
⇒これって不可能ですよね。まして、単純な図形でなく『文字』なんて☆
そして
書いてる途中で姿勢が崩れた場合も、目線がこの状態に陥っているので
上手く書けなくなるのは、当たり前となるのです。
次に『書く動作』という観点から考えると
ずばり
⇒②『書きやすい姿勢で書く』
手足・頭・胴がフラフラ・ギクシャクしないってことです。
では、今日の話を纏めると
『綺麗な字を書く姿勢』とは、
①『少し離れた正面から紙全体を見る』
②『書きやすい姿勢で書く』
の両方を程よく満たす姿勢であり、
『背筋を伸ばした姿勢』となります。
②については、別の機会に述べることにします。
◎筆のどこを持つか?
◎肘の位置
などです。
また、今日のようなテクニックの話は
文字だけだと分かりにくいので
動画を撮って「めるまが」で解説することにします。
ではまた